エアコンをタダで頂いたので、自分で取り付けてみました。
記事概略
- エアコンをタダでもらった。
- ホームセンターや電気屋で相場を聞いたら結構高かった。
- なのでネットで調べて自分で取り付けた。
- 思ったよりも構造は単純。手順を間違えなければ素人でも出来る。
- もちろん試される方は自己責任で。
というわけで、我が家で初のエアコンはなんとDIYでの取り付け。いろいろと注意点を振り返ってみたいと思います。
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エアコンなし家庭からやっと卒業できる
以前の記事でも書いた通り、これまで我が家にはエアコンがありませんでした。
エアコンを購入する決定打に欠けたまま、なんとなく夏を乗り切れているというのが実情。sunooo.hateblo.jp
ところが、7月の初旬に職場の先輩が引っ越しをされるとのことで「エアコンが要らなくなったのだが捨てるにも費用もかかるから困っている」と言う話を聞き、まさに渡りに舟。
「うち、ずっとエアコン無かったので良かったら貰いますよ。」と伝えたところ、それは大変助かる。ありがたい。という話になり、win-winで取引が成立。
めでたくエアコンが導入される運びとなりました。
暑い暑い!
というわけで思わぬツテからエアコンを頂いてしまいました。頑張って取り付けてみます。今年の夏はこれで快適に過ごせる・・・かな? pic.twitter.com/uq2bQ9KTtx
— 雪山田太郎 (@yukiyamadataro) July 12, 2015
エアコンの移設はホームセンターや電気屋に頼めば出来るけど、どこも高い。
まず調べたのは
- プロに頼むといくらぐらいかかるのか
- エアコンの移設はDIYで出来るのか
という点。自分でやる・やらないも含めていろいろとリサーチしてみました。
プロに頼むとどこも1万数千円以上する。
タウンページや地元の店で調べてみたところ、相場にはやや波がある様子でした。
- 地元の空調設備会社:5万円。ありえない吹っかけられよう。論外。
- 電気屋:2万円ぐらい。足下見られてる。
- ホームセンター:1.5万円ぐらい。うーん。惜しい感じ。
・・・というわけで、1万円ポッキリだったら頼もうかと思いましたが、どこも微妙に躊躇するレベルでした。田舎暮らしの記事を過去にもまとめましたが、田舎の相場ってこんなものなんですね。
DIYには興味もあるし、記事ネタになるから自分でやってみた
これ以上店を回っても時間ばかりかかるし、そうこうしているうちにyoutubeやブログなどでDIY記録を公開している人もたくさん見つかったため、「記事ネタにもなるし自分でやった方が面白い」という変な理由で自分でやることにしました。
古い民家の砂壁をわざわざ漆喰に塗り直したりするぐらいの人なので、これぐらいならなんとか出来るでしょ!?っていう感覚でのチャレンジです。
所々写真を撮っていなかったりする部分もあるので、くれぐれも自己責任ですよ。
おおまかな手順
- 取り外し前にポンプダウンをして冷媒を室外機に回収する
- 室内機、室外機、配管類を取り外し、自室に運搬
- 自室に室内機、室外機、配管を設置
- 真空ポンプやトルクレンチをヤフオクでレンタルし、施工
こんな感じです。
エアコンの取り外し方。これは比較的簡単
ネジやボルトを緩めて機器を取りはずせば良いかと思っていたのですが、何も考えずに配管を外すと冷媒が抜けて冷えないエアコンになってしまいます。
ポンプダウンとは室内機と配管パイプ内にあるフロンガスを室外機へ送り出し封じこめる作業です。
この作業をしないと、フロンガスが大気中に放出され、環境の汚染につながりますのでエアコンを取り外す際には必ず実施します。
エアコンの取り外し方
この「ポンプダウン」という作業。何のことはなくて、エアコンを強制運転しながら室外機から室内機へ冷媒を送る方の栓を閉じるだけのお手軽作業。ここまでは工具さえあれば比較的簡単だと思うのですが、幸いにもこの行程は先輩がやっておいてくれました。
このページを見ると実際の作業をかなり分かりやすくイメージできると思います。
エアコンの取り外し方
運搬
ここが第1の難関。
室内機、配管類は特段難しいことはありませんが、室外機はめちゃくちゃ重たいです。先輩と2人で頑張って運びました。一人だと腰を痛めるレベルなので要注意。
配管類は前部で4つ。
- 電源ケーブル
- ドレン(排水)用のホース
- 冷媒用の銅管(太)
- 冷媒用の銅管(細)
※注意点
油や水がポタ落ちすることがあるので、口をテープ等で塞いでおくと良いです。
据え付け
室外機をベランダに。室内機は自室に設置します。
室内機はこういう和室用の金具を使って壁に固定します。縦の2本の金具でかもいの木の部分にネジ止めする感じ。で、この銀色の板みたいなのにエアコンを引っ掛けるという仕組み。
「室外機は直置きで使っていた」とのことだったので、同じように設置しました。
室内機の設置状況。数日間は落ちてこないかちょっと心配ですが、大丈夫そうです。
※注意点
ドレンホース内で水が留まらないよう、気持〜ち傾けて設置します。
配線
コンセントは外した状態のまま、室内機と室外機の電気の配線を接続します。
幸い、室内機側は配線された状態だったので、この灰色のケーブルの被覆を剥がして室外機に接続するだけでした。
カッターナイフを使って被覆を剥がしました。
※注意点
こんな感じで色分けされているのですが、中の被覆まで切らないように注意。
ドレンホース
こちらも室内機との接続は済んでいる状態での引き渡しでした。
グニャグニャと曲がるただのホースです。外された配管を再接続して室外機のところまで持って行きます。
※注意点
道中で水の流れが留まらないように、勾配を設けて設置します。
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ここまでで1−2時間ぐらいの作業。
あとは難関?の冷媒配管の接続と真空引きという作業を行うのですが、機材の準備に時間がかかるので、ゆっくりと作業をすすめることにします。
つづきはこちら。
次は、冷媒配管の接続から行います。
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