秋の味覚シリーズ。私が主催するBBQでもかなりの人気度を誇る炊き込みご飯。これをアウトドアで大勢?に振る舞うことを想定して、今回ストウブで炊き込みご飯を作ってみました。
記事概略
- 手順がやたら多い料理レシピをとことんシンプルに組み合わせ、「楽してオイシイ」料理を作り、相手を満足させる方法を紹介。
- 火起こしの記事の趣旨と同様、BBQで男の威厳・男子力アップを目指す。
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クックパッドの炊き込みご飯・炊飯のレシピをさらに簡単にして再現!
私の中で炊き込みご飯の殿堂入りクックパッドのレシピはコチラ。これ、本当に美味しくてオススメのレシピです。
それと、ストウブ炊飯の方法・米の炊き方のレシピ。この両者を組み合わせてみました。
材料一覧表
クックパッドのレシピは3−4合の分量が書かれているので、二人暮らしの私達には少々多い。。。
夫婦2人なら1-2合で充分なので、それぞれ表にまとめてみました。
番号 | 材料 | 1合 | 2合 | 準備方法 |
① | しめじ | 1/3袋 | 2/3袋 | 石づきをとって洗わずにちぎる |
① | 舞茸 | 1/3袋 | 2/3袋 | 同上 |
① | にんじん | 1cm | 2cm | みじん切り |
① | 鶏もも肉 | 小1/3枚 | 小2/3枚 | 細切れ1cm角 |
② | だしの素 | 小さじ1弱 | 小さじ1 | ②を全て混ぜておく |
② | みりん | 10g | 20g | 同上 |
② | 酒 | 大さじ1 | 大さじ2 | 同上 |
② | 醤油 | 大さじ1 | 大さじ2 | 同上 |
③ | 米 | 1合 | 2合 | 研いでざるに上げておく |
③ | 水 | 200ml | 400ml | この量で米を炊く |
(写真は2合分作ったときのもの。目安にしてください)
まずここまでを全て済ませておくと、あとの工程が手際よく進みます。料理は段取りが肝心!
具材の量は多少ぶれてもOK。一度基本どおりに作ってみて、好みに合わせてアレンジしていただければよいかと。
肉が多くなれば、こってりしてくる。人参が多ければ、赤色が増えてくる。こんな具合です。
作り方は簡単!3ステップ
①を炒める
②を投入して沸騰させる
③+②で炊く
以上です。
最後の最後に頼りになるのはアナログと以前触れたとおり、料理を作るとき私はここまでのステップを1枚のメモにまとめておき、「全ての工程・要点がひと目でわかる」ようにしています。
料理中にスマホをいじったりするのって、やはり微妙に面倒(油で画面も汚れる)ですし、メモを1枚作っておくと後々も大変便利。
真之は、戦略戦術の天才と言われた。
真之の特徴は、その発想法にあるらしい。その発想法は、モノゴトの要点は何かということを考えることである。
以降はそれぞれの詳細。レシピというよりもちょっとしたコツです。
具材の炒め方のコツは、「色と香り」
油(分量外)を敷いて肉を焼き、赤いところがだいたいなくなったら・・・
きのこ、人参を投入!
油が回ってしんなりしてきた頃、ちょうど香りが立ってくるので、そしたら調味料を投入。沸騰させてから火を止めます。
ストウブでの米の炊き方のコツ①「水の量」
研いだ米に、指定分量の水を入れます。
炊飯器とは違って目盛りが無いのがやや不安かもしれませんが、仮に炊飯器で目盛りがあったとしても水の量は季節や米の種類(新米・古米)によって調整していると思うので、まずは指定分量でトライしてみましょう。
ぶっつけ本番のBBQでもこの分量でやっていますが、上手く行っています。アウトドアなら、多少べちゃべちゃでも芯があっても、それはそれで良い思い出。それに、ギャラリーがいた方が燃えるってものです。
炒めた①②を投入して、炊くだけです!
ストウブで炊飯。火加減のコツは「とろ火と嗅覚」
米の炊き方の大まかな手順は
- 沸騰するまで(米・水・炒めた具と汁を入れ)強火
- 沸騰したら蓋をして弱火(とろ火)で10分
- 火を止めて蓋をしたまま蒸らしを10分
こんな感じです。強火→沸騰・蓋・弱火10→蒸らし10 と覚えています。
視覚・嗅覚をフル活用しよう!
- 沸騰するまでのコツ:これは蓋を少し開けておけばOK!見れば分かりますからね。
- 蓋をして弱火で10分のコツ:これはきっちり時間を計っても良いですが、最も分かりやすいのが、焼きおにぎりの匂い。これがおこげができている合図になりますので、すぐに火を止めましょう。火が強いと10分経つ前に底が焦げてくるので、多少ここの時間が伸びても「とろ火」の方が成功率が上がります。
蓋をしている間は感覚頼りなのですが、水気になるべく浸した状態で加熱をする(=とろ火でじっくり)のがポイント。
※米は事前に吸水できるとベストですが、今回は簡単アレンジなので、ずぼらなレシピでご紹介する次第。
手順通りにきっちりやるのも良いですが、「香り」や「色」等自分の感覚も判断基準にしていくと、確実に料理のスキルが上がりますよ。
ストウブでも、土鍋でも、炊飯器でも、アウトドアでもOK!
蒸らし終えた直後の写真がこちら。
調味料と米を炊いた時の水とが上手く混ざっていなかったせいか、若干の色ムラがありますが・・・
かき混ぜてしばらく経つとこのとおり!
炊飯器ではもちろんのこと、土鍋やクッカーで調理してもOK。私はどれも経験ありますが、今回のストウブでチャレンジは初。
しかし、鍋の性能?も相まって、無事うまく行きました!
料理は楽しい!
こんなにも創造的で、食欲も満たせて、季節を味わえて、何より食べてくれる人が喜んでくれる。なんと素晴らしいことでしょう。
それでいて、敢えてアナログな調理方法にトライすることで、縛りプレイを楽しむこともできる。
秋の炊き込みご飯は、BBQのお供に大変乙なレシピなのです。
参考になれば幸いです。
では!
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