自然でユルイライフスタイル

フリーランスとして活動するブログの先生がライフスタイルや雑記を気の向くままに、したたかに。結局のところ人間は美しさを求め、自然体を追求し、上手い飯を食う!それが一番幸せになれるんだ。そんなヒントをお届けできたらと思います。

温故知新。簡単な部屋の模様替えでクリエイティブさupを試みるよ!

引っ越しを機に書斎の模様替えを行ったところ、物書きの快適な環境が出来てきました。模様替えと言っても特段難しいことはなく、クリエイティブ空間と事務スペースとをそれぞれ分けただけの、とても簡単なものです。

参考にしたのはこちらの本。

1969年初版発行。45年経っても色褪せない知的生産本の名ハウツー集です。
時の試練をくぐり抜け、現代社会でも応用できるネタ多数の名本。昔の人の知恵に学んでみました。
こちらの本に「作業場と事務所は別だ」的な記載を発見したことから、今回実戦するに至りました。

知的生産のために必要な部分空間は、四種類となる。
仕事場と、事務所と、資料庫と、材料置き場である。
一室きりの書斎の中であっても、これだけの区別を作り出すことはできる。

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早速、作業場と事務所を分けてみた。

こちらが作業場。引越し後の我がクリエイティブスペース。
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ただのpcデスク。ただのblog書きスペースです。ネットサーフィンスペースとも言います。まだ荷解きのダンボールに囲まれているのが悲しいところ。

それと、事務所。
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今回の引っ越しを機に、作業場から一切の事務的なモノを切り離しました。

事務作業も結構捗る

写真のとおり、郵便物や、雑多な書類が発生したら、全てこちらに一旦仮置き。事務用品もラック内に収納しているので、ここで立ちながら捌きます。
アクセスを容易にするために、ふすまの扉は取っ払いました。ふすまの開け閉め、立ったり座ったりといった些細な動きですが、1アクション減るだけでも事務作業が驚くほどスムーズに進みます。

ちなみにこの部屋は6畳なのですが、作業場で1畳。押入れを事務所(と資料庫&材料置き場)にしたので、残り5畳分の余裕が部屋にあります。

クリエイティブな作業もなかなか捗る。

肝心の作業場(クリエイティブスペース)ですが、これはなかなか良い。デスクトップに何も置いていないPCで仕事をするぐらい快適。

今回引っ越しで部屋の模様替えをするちょうどよい機会でしたので、このように作業場(クリエイティブスペース)と、単なる事務を行う空間とを切り分けてみたのですが、結構いいです。

邪魔するモノは排除すべし!

日常生活をしていると、郵便物やら、書物やらがごっちゃになってしまって、ついついpcまわりが散らかりがちなもの。
本来、考えごとをしたり、計画を練ったりと、クリエイティブさが必要とされる空間は、シンプルな方が良いはずなのですが、日常の雑多な情報が紛れ込んでしまい、どんどん空間が侵食されてしまっていたことに、改めて気付かされました。

このような整理や事務の技法は能率の問題というよりむしろ、精神衛生上の問題なのだ。
簡単に言うと、いかにしてイラツキを減らすか。というような問題なのだ。
整理や事務のシステムを整えるのは「時間」が欲しいからではなく、生活の「秩序と静けさ」が欲しいからである。

引っ越しで荷物を搬出する直前の数日間。最低限の装備で過ごした「何もない部屋感」が実は結構快適だったりもしたので、あながち間違いではないような。

GTDにも通じる精神があるかも

紹介した「秩序と静けさ」について、これを私の場合は、「心を穏やかに保つ」とも解釈しているのですが、この精神はGTDに通じるものがありますね。

複雑な現代社会においても、武道で言うところの「水のように澄んだ心」を実現することは可能である。このような心理状態をトップアスリートたちは「ゾーン」と読んでいる

模様替えのススメ

意外にも、こうしてちょっと部屋の配置を変更するだけで、blog書きや事務作業どちらも捗る結果となりました。*1

何にも邪魔されない環境で、清流のせせらぎのような心地良さを感じながら作業に取り組めるのはとても心地の良いものです。

こうやって、やるべきことに集中して取り組めると、そのうちいいことがきっとたくさん訪れるはず。
クリエイティブ空間と事務スペースの分割。良かったら参考にしてみてください。

では!

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*1:実際は、引っ越しの荷解きに飽きたので昔買った本をパラパラめくっていたらたまたまこの記載を見つけて試しにやってみたらすごかった。というオチ。片付けの最中に本やアルバムを見始めると危ないよ!