自然でユルイライフスタイル

フリーランスとして活動するブログの先生がライフスタイルや雑記を気の向くままに、したたかに。結局のところ人間は美しさを求め、自然体を追求し、上手い飯を食う!それが一番幸せになれるんだ。そんなヒントをお届けできたらと思います。

長時間座りっぱなしのアナタ!お尻は大丈夫!?放置して大変なことになった顛末と、セルフ治療の体験談

仕事柄長時間座りっぱなしの部署に転勤を命じられた20代前半。私はを患いました。
お医者さんの円座クッション ブルーグレー

あろう事か手術という辱めまで受けるはめになってしまい、その後も日々のケアを怠るとしょっちゅう出血するという残念なお尻を手に入れて数年。椅子を変えてから劇的に調子が良くなったので体験談を語ってみたいと思います。

記事概略

  • 長時間座りっぱなしの仕事をしていたら痔になった
  • 通院や手術までしたのだが、超恥ずかしかった。甘く見ては行けない
  • その後もケアを怠るとたちまち出血する悪い癖がついてしまった。一度患ってしまうとずっと付き合わないといけなくなる。
  • ところが椅子を変えたら調子が劇的に良くなった。

※赤裸々な描写が多いため、ご気分の悪くなる方はここでそっと立ち去られることをお勧めします。

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長時間の座りっぱなし労働が尻に与える悪影響

これまでの9時5時勤務がメインだったヌルい職場から、早くて22時帰宅がデフォという残念な職場に転勤を命ぜられたのが20代の前半の頃。
昼食は大体カレー、かなりの大酒飲み、座りっぱなしの長時間労働という全てにおいて尻悪な生活パターンがたたり、ある日座ってられないぐらいの痛みが訪れてしまいました。

通院開始。恥ずかしいなんてもんじゃない

「あっ・・・」

横たわった私は自然と声を発します。

「あー。いるねぇ。ここ、これ分かる?」

先生は私の尻に指を突っ込んでこう言いました。私は口をぱくぱくして声にならないうなずきで返事します。

先生の隣では看護婦さん2人が見守ってくれています。2人も要るのか?

「やっぱり痔ですか?」

「痔だね。痔ろうだよ。」

「痔ろう?」

「細菌が悪さして痔になっちゃったパターンだよ」

平たく言うと、座りっぱなしで蒸れたりして不衛生な環境になっちゃって発症したパターンでした。

その後も何度か通院を繰り返したのですが、ある日突然爆発的な痛みが襲いかかり、緊急手術に。
肛門科のクリニックの待合室には円座がたくさんおいてあるのですが、本当に痛い時は円座ですらも座っていられません(そんな人用に、ちゃんと立って座れる(?)手すりみたいなものもある)。

手術は人生最大の辱め。絶対にこじらせてはいけない。

まだ身も心もナイーブな20代前半。痔の手術は想像を絶する恥ずかしさでした。多くの人に声を大にして言いたいのですが、絶対にこじらせてはいけません。

どれぐらいひどい目にあったか、ダイジェストで振り返るとこんな感じです。

  • 手術着は全裸で着用する。その手術着はお尻のところに切れ目がはいっており、パカパカ開くようになっている。
  • うつぶせで手術台に寝る。心拍計を装着すると150を既にマーク。看護婦さんの「うふふ。緊張してますね。」という優しい声も罰ゲームにしか聞こえない
  • 先生登場。サポートの看護師はまず私の両尻にガムテープを張り、手術しやすいように尻を強制的に開いて、台に固定。
  • まずは局部麻酔を2本。「あsd;lkgぺおりうgぽいf!!」という蜂に刺されたような激痛がお尻の穴に訪れる。心拍数は180をマーク。涙目。
  • 「麻酔効いてますか〜?」とメスの腹で尻をぺしぺし叩かれる。感覚は鈍いのだが、効いてるような効いてないような
  • 入刀。ざくざくと切り込みをいれる。「うわぁぁぁああああ!!!」全然麻酔効いてない。
  • 「ほんとはもっと切らないといけないんだけど、痛そうだからこの辺で勘弁してあげるよ。」と先生は手術室を後に。
  • 看護婦さんが「お疲れ様でした〜」と優しく後始末をしてくれるのだが、術前に張られた尻のガムテープに毛がくっついてなかなかはがれない。後ろで「ちょwはがれないしw」って看護婦さん同士で笑ってるし。

・・・と、何もかも・全てを失ったかのような喪失感( ´_ゝ`)

その後も何度か通院を重ね一応完治扱いになったのですが、おかげでだいたいのことは恥ずかしく無くなってしまいました。

そういうわけで痔をこじらせることは全くお勧めしません。
ドランクドラゴンの鈴木さんも痔を患った結果、かなりの辱めを受けられた模様。

もはや僕のケツの穴は観光地と化していました
看護師さんたちは僕のケツの穴の安全というより
僕に握手していくという方が目的だったと思います

ちなみにそれ以来そこの病院には行ってません
なので決別をはかったはずのイボ痔達はスクスクと元気に育っています ameblo.jp

術後もセルフケアは必須に

その後も「辛いものはなるべく控える」「お尻は清潔にする。ちゃんと洗う」「できればウォシュレット付きのトイレを使う」「危ないな。というときは軟膏を塗る」など、かなり手のかかるデリケートなお尻になってしまいまして、それでも長時間の仕事でずっと椅子に座っているとすぐに調子が悪くなってほとほと困っていました。

椅子をメッシュの座面のもの(アーロンチェア)に変えたら症状が劇的に改善した。おすすめのセルフ治療

そんな経緯があって、長年ずっと「メッシュの椅子が欲しい!」と機をうかがっていたところ、先日ようやくアーロンチェアを購入することができました。sunooo.hateblo.jp

で、ここ1ヶ月ほどずっと使っているのですが、お尻が蒸れないことでかなり痔の症状が緩和されているのです!
座りっぱなしでネットをしていても、お尻が快調!!スゴイ!

同じ経験をされている方も他にいるようで、やはり効果はかなりあるみたい。

ドーナツ型の座布団を使っても、なかなか好転しなかったが、今年の2月に椅子をアーロンチェアに変えたら良くなった。nqi07405.cocolog-nifty.com

「座面がメッシュなのは尻が蒸れないから優先度高い部分だよな」程度に思っていたのですが、ここまで痔持ちに優しい仕様だとは思いませんでした。やはり長時間蒸れる環境に置くのは大変良くないということだったのです。

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座面がメッシュの椅子のあれこれ

実際に座面がメッシュになっている椅子を使い始めて、想像以上にお尻に優しいことを実感しているのですが、いざそういった椅子を探そうとするとなかなか良いものは見つかりません。

あえていくつか挙げるとすると、

私が買ったアーロンチェア

廉価なモデルだと、エルゴヒューマンってのもかなりアリです。当初はエルゴヒューマンが最有力候補だったのですが、結局数年悩んでアーロンチェアにしています。

こちらも座面がメッシュですね。

この辺になろうかと思います。
一時期はあまりにしょっちゅう出血を伴うので、「会社用の椅子も自腹で買おうかしら」と思っていたのですが、ほんとにそれぐらいの価値が私にはありました。いやー。快ケツって素晴らしい!

まとめ

  • 長時間座る人で密かに痔に悩んでいる人は多いはず。
  • ひどくなる前に病院にいくことがもちろん先決だが、お尻が蒸れないように工夫してあげることで、症状はかなり緩和される。

というわけで、私の体験談でした。


参考になれば幸いです。

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