国内旅行とそう変わらないね。
今回の旅の思い出を語ると多くの人がこう反応してくれます。
海外旅行と聞くとどこか遠い世界の金持ちが行くような代物だと思っていたのですが、いざ日本を飛び出してみるとほんとに国内旅行とさして変わらないことが分かりました。
記事概略
- 先日の台湾旅行でかかった費用を晒してみる。
実は昨年の夏に30万円ぐらいもの大枚をはたいてフランスで贅沢してきた経緯があるのですが、今回はその経験を踏まえての実験旅行的な意味も持たせています。
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2泊3日でだいたい5万円/人ぐらいだった
飛行機に乗るところから計算すると、だいたいこのぐらいの金額の規模でした。
自宅から空港までの費用は住んでいる場所によってかなり違ってくるため除外しました(旅の計画を立てられるときは盛り込んでおくのをお忘れなく)。
一覧表にまとめるとこんな感じ。
内容 | 金額(円) | 備考 |
飛行機 | 20,000 | LCC利用 |
ホテル | 10,000 | エクスペディアで予約 |
観光 | 5,000 | 台北101、マッサージ、温泉 |
地下鉄 | 2,500 | |
食費 | 2,300 | 5食 |
食費(酒) | 2,400 | 2晩 |
通信 | 1,200 | プリペイドsimの3daysプラン |
土産 | 3,000 | 職場、家族、友人 |
計 | 46,400 |
どうでしょう、海外旅行といってもそんなにバカ高い金額がかかっているわけではありませんよね?
使ったのは2日の休暇と5万円。すごくも何ともないけど決意は固く。
話をすると皆口々に「すごいなぁ」「うらやましいなぁ」と言うのですが、別になんてことはなくて仕事のスケジュールを調整して土日に2日の休暇をくっつけただけです。いかにも自由奔放そうな様を「遠足の準備にわくわくする小学生」のように温かく受け取ってもらうようにするには、周囲の理解と自身の情熱が肝心です。
そういう意味でも、旅への理解があるうちのチームの皆さんには密かに感謝をしています(もっとも、チームの上司こそが一番の旅の猛者だったりするのですが(笑))
というわけで、行き先が海外ってだけで旅の支度そのものは別に凝ったことはしていません。
さらにお得に旅をすることは可能なのか!?
それぞれカテゴリ毎に分析してみます。
飛行機 2万円/往復
エクスペディアを利用して一応安い時期を選んでみましたが、飛行機代はこんなものでしょうか。座席指定しなければもっと安くなるかもしれませんね。
ホテル 1万円/2泊
こちらもエクスペディアを使って予約。夫婦での旅行だったこともありまあまあ良い場所に宿泊したので、割り切ればもう少し安く押さえられると思います。
男だけの旅だったら、いっそのことゲストハウスなんかでも面白そうですね。
観光 5000円/滞在中
初めて訪れた地なので、台北101に登ったり(約2000円)、普通のマッサージをしてもらったり(約1800円)と。ベタな楽しみ方をしてしまいました。
一方で北投温泉のように、ベタな観光地ではあるが、地下鉄代とごく僅かの入浴料で楽しめる場所(約500円)もあるので、行き先を選べばぐっと安く抑えることができそう。
北投公園には無料のエクササイズスポットも
食費 2,300円/滞在中
食費は計5食分。ホテルの朝食はもちろんこの中に入っていません。滞在中はずっと外食でしたが、1食あたり500円を割っているのはまずまずではないかと。
酒代 2,400円/滞在中
これは2晩分。こちらも日本の感覚からしたらまずまずな水準ですね。
(甘すぎるフレーバーが残念だったマンゴー風味の台湾ビール)
初日におしゃれなバーに行ったので平均が上がっていますが、その割にはリーズナブルです。
2泊目にやったようにスーパーで買い出しをすれば500円/晩ぐらいでも十分楽しめると思いますね。
通信 1,200円/3日
これは3日間のプリペイドsim代。
いつでもネットにアクセスできる便利な代物でしたが、果たして何に使ったか今一度振り返ってみると・・・mapや調べもの程度。
こちらの記事で取材を兼ねていろいろ試してはみたものの、次回は別に無くても良いだろうな。というのが海外でプリペイドsimを使ってみての感想です。
便利っちゃ便利なのですが、縛りプレイがあってもきっと楽しめるし、何より台湾はフリーwifiスポットもかなり充実しています。
お土産 3,000円/あちこち
正直買いすぎました。
地元のスーパーをうまく活用したのですが、もっとチープでウケを狙えるお土産もきっとあるはずです。
また、海外に行ってくることを敢えて宣言しないというのも手ですね。(思い出をおおっぴらに話せなかったり、職場を休む後ろめたさを感じるかもしれませんが)
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次に台湾にいくならこうするよ!
削れる部分がまだあるとは言え、これだけでもかなり満足度が高かった台湾旅行。
今回の経験を踏まえて次回もう一度行くとしたら・・・
夫婦二人旅なら
このぐらいの予算で観光地の巡り方を工夫すると思います。お土産の買い方ももっと工夫するかもしれません。
一人旅、男同士の旅なら
- ホテル:もっとランクを落とします。ゲストハウスにも一度泊まってみたいですね。
- 観光:観光地らしい観光地は回避し、その街の雰囲気を歩いてゆっくりと味わってみたい感じも。
- 地下鉄:付随してさらに抑えられると思います。
- 食費:このぐらいでOK。地元の人に愛されるようなお店を進んで狙っていきたいですね。
- お酒代:テラス席を利用して外飲みをもっと楽しみます!スーパーでお酒を買い込んでおけばかなりリーズナブルに済ませられるはず。
- 通信費:全カット。宿のwifiで十分だと思っています。
- お土産:本当に親しい相手にのみ渡したいところ。1000円ぐらいの予算があれば十分面白いものを買って帰ってこれると思います。
何もどんちゃん騒ぎの羽目外しをしなくとも、旅の情緒を味わうことはいくらでも可能だということを今回の旅行で学ぶことができました。
贅沢とは、自分の創造性と、どれだけその土地に馴染めるかによって手に入れられる物だ。
決して第三世界の諸国の貨幣価値のおかげではない。
ティモシー・フェリス
参考になれば幸いです。
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