「着ていく服が無い・・・」
と、出かけるたびにいつも頭を悩ませている方へ。
ファッション音痴にとって最大の障壁は、服選びの選択肢が多すぎるということではないかと思われます。
記事概略
- フォーマルからカジュアルまで、服装術の基本を勝手に語る。
- あくまでも私の独断と偏見によるラインナップだが、基本は押さえているはずだと思う。
こういうのを最初に知っておけば、無駄な洋服代を払わずに済んだのに!という私の経験を踏まえた記事になっています。
(このゾーンで困っている方に手を差し伸べるのが本記事の狙い。)
服屋に出かけてみたけど、コーディネートがさっぱりイメージできない!といって結局安易なチョイスをしてしまいがち!?な方は必見かもですよ。
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フォーマル
使用頻度は年に数回あるかないかですが、いざいうときに持っていないと恥をかくことになりかねないゾーン。
http://blog.uktsc.com/sendai/16750
冠婚葬祭で必要になるのが、ブラックスーツというもの。普段から頻繁に着る機会がないのはちょっと残念なのですが、紳士たるもの備えが重要です。
あえてこのカテゴリを持ち出したのは、ドレスアップ・ドレスダウンの概念をお伝えするため。詳細は後述
ビジネススーツ
使用頻度は、普通のサラリーマンだと週5日ぐらい。
http://alberoalto.jp/blog/?p=342
サラリーマンの人なら、最も着用回数の多い服装。それだけにここの服装に困る人は少ないはず。
ビジネススーツからの発展パターン
- 上下の色を真っ黒にし、ネクタイを白・シルバー(あるいは黒)にすればフォーマルにドレスアップとなる。
- ココからパンツをチェンジすることでジャケパンスタイルにドレスダウンも可能
次にスーツを買う機会があれば、是非ダークネイビーの無地。そしてウール100%素材にしておくと良いでしょう。
ビジネススーツを単に仕事着という狭い括りでとらえる必要が無くなり、着回しの効く万能着に変貌を遂げるはずです。
ジャケパン
使用頻度は、平日の週5のうち気分にあわせて登場。
http://otokomaeken.com/mensfashion/1015:plain
平たく言うと、スーツの下を変えたもの。
おカタい感じではない職場であれば、こちらがメインの服装になる場合も。
ジャケパンスタイルからの発展パターン
- パンツをジャケットと同じ色、素材にすればスーツスタイルになる。
- パンツをジーンズにチェンジすればさらにカジュアル寄りなスタイルになる。
- ジャケットを脱いでシャツを外にだせば、もっとカジュアルになる。
仕事で使う場合は、どうしてもパンツの消耗の方が速くなりがちなので、1着のジャケットに対して複数のパンツを組み合わせることができるのがこのスタイルのメリット。
前職場では座りっぱなしの仕事だったので、この格好での出勤が一番多かったかも。(それに、毎日上下色が揃ったスーツだと、ちょっとかしこまりすぎているような気もしていた。)
ネイビーのジャケットと相性がいいのは、グレー系のパンツということも覚えておくと吉です。
ジャケットとジーンズ
ここで最強のカジュアルアイテムであるジーンズが登場。
服装ユルめOKな職場や、休日のちょっとしたおしゃれやデートなんかにもピッタリ。
http://blog.livedoor.jp/gianniagnelli/archives/27366743.html
(こういう笑顔が素敵でかっこいいおじちゃんになりたいものです)
ジャケットとジーンズスタイルの発展パターン
- ジャケットを脱げばもっとカジュアルになる
- 中のシャツを白にすれば潔く、柄にすれば遊び心も加えることも
- ジーンズの色落ち具合でも、ラフかそうでないかに変化を加えることが可能。
いわゆる、「着ていく服が無い」ゾーンの隙間を埋める服装の一例。
ダークネイビーのジャケットが1枚あるだけでここまで着回せるというのがポイント。
白シャツとジーンズ
とうとうジャケットを脱いだ、シンプルで潔いスタイル。カジュアルの基本中の基本と捉えていただくと良い部分です。
http://daigaku-fashion.com/white-shirt/
白シャツとジーンズの発展パターン
- ジャケットを羽織ればちょっとオサレに。
- ジャケットの代わりにカーディガンにすれば、緩めの雰囲気に
- ナイロンのジャケットを羽織れば、アウトドア風に
- リネンのシャツにすれば、夏のリゾート風に。
- 革靴をスニーカーにするともっとカジュアルに。
基本は応用するためにある
ここのスタイルを中心に、
- ドレスアップさせるのか、それともカジュアルに振るのか
- 仕事のテイストが必要なのか、アウトドアのテイストが欲しいのか
など、アイテム次第で色んな要素にチェンジすることが可能となります。
こういった基本形から発展させて行くようにすると、「着ていく服が無い」ゾーンなんてあっという間に無くなることがお分かりでしょう。
控えめに色落ちしたジーンズ(あるいは色落ち無しでも)と、白シャツを1枚持っておくだけで良いのですから。
特に白シャツは(ズボンから出す・出さないはあるものの)あらゆる服装において「きちんとした感」を演出できるアイテム。
過去の記事でシャツシャツ言っていた理由がお分かりいただけるのではないでしょうか。
sunooo.hateblo.jp
以下は、カジュアル着の発展形をいくつか挙げてみます。
ポロシャツとジーンズ
夏に欠かせないアイテムがポロシャツ。
http://zabou.org/2013/07/14/97709/
最近ではクールビズがかなり社会に浸透したこともあって、オフィスでもポロシャツOKな職場がすごく増えたと思います。
ポロシャツは、仕事でもオフでも使いこなせる万能なアイテム。シンプルなデザインのものを1つ持っておくだけでも、夏に重宝すること間違い無しです。
Tシャツとジーンズ
ポロシャツをTシャツにチェンジ。
http://www.web-across.com/observe/srnrj2000000wllm.html
休日に近所に歩いて出かけるとか、そういったシチュエーションで登場することが多いですかね。
ここまでくるとだいぶラフになって来るので「着ていく服が無い」というゾーンから抜け出す人が多いような。
Tシャツとハーフパンツ
ここでやっとジーンズをハーフパンツにチェンジ
http://www.tokyolife.co.jp/news/367/
夏らしいアクティブな印象にぐっと近づく。服装がシンプルになる分、色やデザインのチョイスが重要になる。
意外と難しいゾーンかもしれません。
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裸
さらにTシャツを脱いだ状態。夏のビーチでしばしば見かける服装。
http://www.buyma.com/item/9516965/report
ココまで来ると、ファッション云々などもはや関係ない次元になり、鍛え抜いた己の体で勝負できる潔い世界になります。
どんなファッション音痴でも夏のビーチに来てしまえば裸で勝負できるという発想の転換も必要。ただし注目を浴びたいあまりこれ以上脱ぐのはおすすめしません。
まとめ
- スーツスタイルからカジュアルまで、ジャケットの有る無し、シャツの種類、ズボンの組み合わせを変えて行くだけで、TPOに併せた服装に簡単にチェンジすることが出来る。
- 基本のスーツスタイルから全ては発展させることが可能だと考えれば、自分に足りない服を選ぶときの参考になるはず。
参考になれば幸いです。
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