前回記事の続きです。
洗剤を幾つか用意しそれぞれ実験してみたものの、意外としぶとかった加齢臭。
選択後の嫁のニオイ評価をクリアしたのは、塩素系漂白剤で洗ったものだけでした。
ちなみに、前回の様子はこちらから確認できます。
今回は別の方法で試してみることにします。
今回の記事概略
クレンジングオイルで襟元の汚れを浮かせてから洗濯したら、劇的に加齢臭が取れた。
スポンサーリンク
前回の加齢臭を洗濯する企画で分かったこと
- 塩素系漂白剤はやはり強力。しかし色柄物には使えない。
- 酸素系漂白剤は色柄物にも使るが、ニオイの落ちは今ひとつ。(それでも、だいぶ軽減はされる)
前回効果のあった塩素系漂白剤。本当に色柄物に使えないのか!?
使えないと分かってはいるものの、「本当に使ってはいけないのか?」と一度この目で確かめてみることにします。前回使用したハイターの原液を綿棒で目立たたないところ(前たての裏側)に滴下。
5分ほど放置した結果がこちら。
色落ちしてます。これアカンやつや!
ということで、色柄物に塩素系漂白剤は絶対に使わないようにしましょう。
加齢臭の原因を探る
おそらく皮脂の油(油分)と、それが酸化してこびりついた状態(酸性)と推察。
臭いの原因については「ノネナール」という物質
汗腺のそばの皮脂腺から出る脂肪酸(パルミトレイン酸)の酸化、もしくは表皮のバクテリアによって醗酵して出来、人体の悪臭の根本原因。特に襟元に溜まりやすい。
洗剤の液性は弱アルカリ性ですので、酸性汚れ対策はクリアしているはず。
油汚れを落としてみれば良い!?
洗剤各種で洗ってもなかなか落ちないということは、水洗いでは除去できない成分があるということ。したがって今回は油を落とす効果の高いクレンジングオイル(嫁の)を試してみます。
売り上げランキング: 1,964
効果は絶大だった。
実験用という口実で、乾いた状態のシャツの襟元に贅沢にふり撒きます
クレンジングオイルの成分と、油汚れとをなじませるため、10分ほど放置します。
あとは、普通の洗剤で手洗い。クレンジングオイルに含まれる柑橘系の香りがほのかに漂っていい気分にさせてくれます。
乾かしたあとの嫁の評価がコチラ。
「見事に加齢臭がとれている」とのこと
サラダ油でも試してみた。
「油汚れには油」と、効果が分かれば後はしめたもの。
キッチンからサラダ油を持ち出し、同様に(まだ加齢臭が取り切れていない)別のシャツで試してみます。
見事!こちらも嫁評価をクリア。
これでコストがぐっと押さえられるところですが、ほんの微かにサラダ油の香りがしてしまうので、やはりオイルのチョイスには気を使いたいところ。
ベビーオイルあたりがコスパが良いのでしょうかね。
ちなみにこの発想はロードバイクネタから。
のチェーンオイルの汚れが服や肌についた時は「サラダ油で汚れをなじませ、その後石鹸や中性洗剤で洗い流すとキレイに落ちる」という技を応用したものです。
まとめ
白地のものなら塩素系漂白剤
色柄ものには クレンジングオイル→洗剤で洗濯
売り上げランキング: 1,964
もちろん、「白いシャツだけどなるべく漂白剤を使いたく無い」という場合は、クレンジングオイルと洗剤の合わせ技を使うことも可能。
どれも簡単に手に入るもので効果が実感できると思います。
参考になれば幸いです。
(実践される場合は、自己責任でお願いしますね)
では!
スポンサーリンク