シャンプー、リンス、ボディーソープetc・・・風呂場からあらゆるボトルが消え去る快感。
シンプルライフを目指す方にとっては大変興味深い事柄だと思いますが、これをたったひとつの石鹸が叶えてくれます。それでいて「最高に洗えた感」が味わえる。
これまで黙っていたのですが、何を隠そう私は石鹸シャンプー歴12年。実は長期間石鹸シャンプーにお世話になっておりまして、オススメの点などを語ってみたいと思います。
スポンサーリンク
石鹸シャンプーのメリット
モノが減る。断捨離に一役
なんといってもこの点は見逃せない。
10代の頃から石鹸シャンプーを始め、気がつけば頭から足先まで、身体の全てを石鹸で洗うようになりました。
そのおかげもあって、シャンプーボトル、リンスのボトル、ボディーソープのボトル、洗顔のチューブetc・・・
これらが全て石鹸1つで済むようになり、気がつけば風呂場には石鹸しか無いという快挙?に。
風呂場にモノがないということは、その分掃除も簡単になるわけで、シャンプーボトルの底に発生しがちなカビも、そもそもボトルが存在しないので皆無(従来、ものぐさな私はついつい赤かびが生えるまで放置しがちだったたのですが。。。)
ボトルを洗う→ボトルを入れているカゴ・ラックを洗う→床を洗う という手順を踏んでいたところ、自然と床を洗うだけで済むようになったのが嬉しいところ。
なお、風呂場で最も掃除しづらい天井のカビの除去方法は、こちらの記事に。
成分がシンプル
正直言うと、一般的なジャンプーと石鹸シャンプーとでどちらが頭皮・髪に良いか。というのは評価しかねますが、少なくとも、12年続けてハゲや抜け毛はありません。実はかなりのくせ毛なのですが、それがひどくなったりということももちろんなし。・・・というより年とともに自然のままを受け入れるようになり、あまり気にならなくなっているだけなのですが。
※追記 suzukidesu23さんよりコメント頂きました(感謝です!)。個人差があるようですので、ご使用は自己責任でお願いしますね。
一般的なシャンプーの成分がコチラ
一方、石鹸の成分はコチラ
比較にならないぐらい成分がシンプルです。
牛乳石鹸の「石ケン素地」は、高品質の原料、長年の歴史、経験から実現できた絶妙な原料油脂割合、それに釜だき製法によって含まれる天然のうるおい成分で、お肌へのやさしさを守っているのです。
原料へのこだわり | 牛乳石鹸のこだわり | 知る・楽しむ|牛乳石鹸共進社株式会社
シンプルなレシピで作った料理の方が素材の味が引き出せるのと同じで、私はあんまりごちゃごちゃ入っていないのが好みなのです。
洗いあがりがさっぱり
石鹸シャンプーの最大の魅力は「洗った感」だと思います。ベタつきなし、フケの発生もありません。
歴12年ともなると、一般的なシャンプーにはもうなかなか戻れません。
そのことを一番強く思うのが出張でビジネスホテルに泊まった時。石鹸の泡立ちに比べて普通のシャンプーは泡立ちが少ないですし、すすぎも根気よくやらないとずっとヌルヌルした感じが頭皮に残ってしまうのです。
一方、石鹸は泡立ちがすごく良いくせに、すすぎも楽ちんで短い時間でさっぱりすることが出来ます。すすぎにコツはありますが(後述)、慣れればこの使用感は癖になることまちがいなし。
お肌のつっぱりも少ない
石鹸でシャンプーをし、洗顔・身体の洗浄も石鹸で済ませます。一般的な洗顔フォームに比べてお肌のつっぱりが少ないのも嬉しいところ。原材料が油分というのも一因なのかもしれませんね。冬場は特にこのメリットが大きいですね。
シャンプーとリンスにまつわる空耳
知る人ぞ知るタモリ倶楽部の空耳アワー。シャンプーが目に入って痛いという空耳もこちらから確認出来ます。
目痛い!どっち?シャンプー!リンスはないさ: いか様のぶろぐ
使ったことのある石鹸シャンプーの比較・おすすめ
ということで、全身を石鹸で洗っている私がコレまでにつかったことのある石鹸をオススメしてみようと思います。
優雅な気分でセルフスパ。マッサージ石鹸
2016.4追記。グレープフルーツ&ハーブの香りがたまらない、自然にマッサージしたくなる石鹸。
いつもの石けんを変えるだけ!美脚ラインに【セルマッサージソープ】
10kgのダイエットに成功し、細い足首(嫁談)を取り戻した私が共感できる「楽して続く」をテーマに作られた石鹸です。
本来は美脚を目指す方のボディ用石鹸なのですが、私はこの石鹸を使ってセルフヘッドスパを毎日やってます。
今までは洗うことだけに注意が行っていたのですが、お風呂場の空間全体がみずみずしいグレープフルーツとハーブの香りで満たされるほど香りの効果が高いのでサロンにいるかのような心地よい気分にさせてくれます。ずっと泡でマッサージしていたくなるような、たまらなく好みな香り。嫁の評価もすごく良いです。
過去のダイエット記事でも触れている通り、ダイエットに最も効果的だと考えられているマッサージや運動は、結局長続きしません。
普段の習慣・楽しいことしか続かない。というのを身をもって実感している私がおすすめするのがこの石鹸です。
経験上も、いかに楽をするか、つらい思いをしないかが要だと思います。
http://sunooo.hateblo.jp/entry/2014/05/15/072137
牛乳石鹸
我が家のデイリーユース。
どこにでも売っており、それなりにリーズナブルであることが最大の特徴。
赤箱、青箱と2つのラインナップが設けられており、香りや使用感もそれぞれ特徴があるため気分で使い分けをしています。
青箱はスタンダードな「the石鹸」という感じ。対して赤箱は、+自然なフローラルな香り&しっとりした使用感。
1つ使い切るごとに赤箱と青箱を使い分け、気分が変えられるのも長いことお付き合いできている理由かもしれません。
ミヨシ 暮らしの石けん
2015.3追記。
最近急上昇なのがこちらのミヨシの暮らしの石けん。牛乳石けんよりも香りが私好みで、泡立ちとキメが凄く良い。長い間我が家のスタメンを張っていた牛乳石けんをしのぐ勢いで人気急上昇中。
炭の石鹸
一番「洗っている感」があるのが炭の石鹸。「男の石鹸」という感じです。洗ったぞ!という感じは牛乳石鹸に勝るかもしれません。
使用感、香り、値段などを総合すると次点。汗をかきやすい夏のシーズンにだけあれば十分かなと思います。
ソンバーユ石鹸
アマゾンレビューで多く語られているように、洗いあがりのしっとり感が最高です。肌のつっぱりも抑えられるので、冬場に是非持っておきたい一品。
難点は一箱500円と石鹸のクセに大変高価なこと。それだけに(それもあって?)シャンプーに使うというより、洗顔専門にして大事に使いたい感じです。洗顔用に特化させれば、意外と長持ちしますよ。
実は美肌で有名な嫁の評価が一番高いのはこの石鹸。
マルセイユ石鹸
フランスの香りを貴方に。
売り上げランキング: 8,286
なんといっても自然な香りが最高です。さすがはおフランス。天然素材なので洗いあがりも◎
いつぞやにフランス旅行に行ったときの思い出が使うたびに蘇り、価格さえ許せばずっと使っていたい石鹸。
実際問題、これもなかなか良いお値段がするのでデイリーユースにはしていませんが、この香りはハマる人はハマるかもしれません。香りに敏感な方のために、無香料タイプも出ているのが嬉しいところ。
香りの面で妹&嫁評価が高いことから、女子ウケすることは必至!?。
VCOマイルドソープ
みずみずしい素肌を追求する人だけが分かってくれれば良いハイエンドモデル。
石けんなのにめちゃめちゃ高いです(汗)
でも、何から何までこだわりまくって作られています。
- 届いたときの梱包
- 開けてびっくり、作り手のメッセージ(愛情)
- 商品のたたずまいや香りなど、全てにおいて追求されている「透明感」
たった一つの石けんなのに『透明』というメッセージがものすごく伝わってきます。魂のこもった商品。もはや石けんを超えて化粧品の域。
泡立てネットを使うと少しの量でもっちもちのホイップが簡単に作れます(手で泡立てるといまいちなので注意)。今まで試したどの石けんよりも1回の使用量が少ないのに、泡が濃くて不思議とすすぎも楽なのに驚かされました。
気になるお値段も嫁の化粧品代に比べたらかわいいもの。返品無料期間もあるようなので試しに取り寄せてみてはいかが?
スポンサーリンク
ミヨシ 無添加石けん
2015.7追記。ものすごく高次元の普通の石けん。
石鹸シャンプーのデメリット
コスパは??
通常のシャンプーと違い、若干コストパフォーマンスに劣るような気がするのは致し方ないところ。といっても、飛び抜けて石鹸代が家計を逼迫するような規模ではありません。月に数百円の差があるかないか。
髪の毛がキシむ、手ぐしが通らない
石鹸シャンプーの一番のデメリットはこの部分だと思います。ショートカットの方であれば多少指通りが悪くとも、髪の毛の短さでなんとかなるのですが、ミディアム〜ロングになると、すすぎなんてやってられない状態になると思います。髪の毛がギチギチになって指が通らない!でもご安心あれ。ちゃんと対策も用意しています。
石鹸シャンプーのお供に、ミヨシ社の石鹸シャンプー用リンス
売り上げランキング: 2,586
最近髪の毛を伸ばしていることもあって、すすぎ時のきしみが許容できなくなり、石鹸シャンプー用のリンスなるものを買ってみました(ボトルが1本増えてしまうがやむを得ず)。成分を見ると、クエン酸、クエン酸Naと、大変シンプルで好感が持てます。
(この成分だったら、もう粉末のクエン酸で良いような・・・)
使い方は少しコツがあり、小さじ2杯程度の量を洗面器7〜8分目の水で薄め、その水を石鹸シャンプー後の髪にかけよとのこと。
いい具合に髪の毛のPHが中和されるようで、キシミが無くなります。ロングヘアの方は、石鹸シャンプー用のリンスは必須ですね。
さらにシンプルを極める方であれば、クエン酸をそのまま使うのも有りかと。