オールシーズン・オンオフ行ける、スタンダードでクセのない靴を探したら、ここに行き着きました。
ずっと前から気になっていたこちらの革靴。買うまでの顛末と、買ってしばらくたってからの様子を綴ってみます。
大阪 梅田の阪急百貨店や、セレクトショップを巡り巡ってたどり着いたのは、ふらっと入ったお店にあったこのお品。
記事概略
- オンオフ兼用の革靴を探してこの靴にたどり着いた。
- サンダース ミリタリーダービーというモデルらしい
- 詳細を紹介してみたい。
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この靴を買うことになったきっかけ
30も過ぎて大人になるといろんなお付き合いが出てくるもので、オンオフのはっきりしないシーンっていうのが意外と多くてですね。
そうなるとやっぱり足元にも気を使いたくなるんですよ。
スーツを着るほどじゃない、、、でもスニーカーだと浮いちゃうな。。。ってシーンて結構あるんですよね。
例えば、結婚式の二次会しかり。都会での嫁さんとのおデートしかり。
気合いの入りすぎないおしゃれをして颯爽と街を歩きたいし、お仕事でもいろんな業種の方と新たにお会いする機会も多くって。
「バチッと決めたスーツ」
「オフの日のカジュアルな服装」
これらの中間に位置するようなアイテムがずっと欲しかったのですが、
- リサイクルショップを見ては「そう都合よく自分にぴったりの靴って見つからないなぁ」とか、
- セレクトショップを巡っては「うーん、あれでもない、これでもない」とか、
試行錯誤をしていたのですが、結局は最後店員さんに相談してふんぎりがつきました。持つべきものは専門家です。
試着の末、サンダース ミリタリーダービーを購入
もともとこの靴の存在は、数年前からウォッチしている新宿にあるFuzzというお店のblogで紹介されていたのがきっかけです。
外箱。試着すること数回。。。私の足が小さすぎることが発覚し、レディースのサイズを用意してもらいました笑
“Military Collection (ミリタリーコレクション)” の中でも特に使いやすさに定評のある “ミリタリー・ダービー・シュー”。ストレートチップ・トゥのダービーシューズ(外羽根靴)です。
アッパーレザーはミリタリー仕様を思わせる厚みのあるポリッシュ・レザー。 2015年秋冬シーズンからは “ハイポリッシュレザー” に変更され、より光沢の美しさを増しています。 アウトソールは ITSHADE 社のコマンドソールの一種(一般に認識されているダイナイトソール)が装備されています。
特徴的な3本のレーンステッチによるキャップトゥのデザインは、カジュアルシーンでの使いやすさに一役買う絶妙のアクセントとなっています。
SANDERS のミリタリーコレクションは、グッドイヤー製法の本格イギリス靴としては、コストパフォーマンスに優れ、素材、品質ともに安心して広くおすすめできる良品です。
http://www.fuzz-net.com/html/snd024.htm
存在は知っていたもののテカテカした光沢を敬遠していた。。。というのが正直なところだったのですが、実際に試着するとまぁいいかんじでカジュアルにもはまること!
上から見たところ。ポテッとした愛嬌のあるフォルムがチャーミング。
カジュアルにも合う革靴の条件とは
実際に店舗で店員さんにリクエストしたのは「オンオフ行ける」「オールシーズンいける」「スタンダードな」「10年ぐらい履けるもの」と、買いたい靴の条件をいろいろと相談してみたところ、出てきたのがこれなんですね。
他の候補だと、
- ローファー(ちょっと夏っぽい)
- チャッカブーツ(どちらかといえば秋冬)
- サイドゴアブーツ(同上)
などをご紹介いただきました。
試着してみて、カジュアルにもフォーマルにもいけちゃう万能感に惚れ込んだ。という次第です。
店員さん曰くポイントは、「お客さんのそのリクエストだと、つま先がスリム(とんがり)になっているとカジュアルなパンツにはマッチしづらくなってくるので、このぐらいがちょうどいい。」というのに納得した次第です。
ポテッとした可愛げのあるつま先。気持ち柔らかい雰囲気の伝わるフォルム。
嫁さんの反応も「試着した中でも一番いい!」てのも強力な後押しになりました。
スーツに合うかどうか
条件付きで「アリ」だと思います。
ちょっと丸みを帯びたフォルムと、ミリタリーライクなつま先のステッチが登板シーンを選ぶかな、、、と思いますが、傍から見るとそんなに分かりません。
詳しくはこちらの記事にて
↓
sunooo.hateblo.jp
・フォーマル
・仕事の勝負時
とかじゃなければ、個人的には「あり」だと思います。
少なくとも、大多数の同年代の方が足元に全く気を使っていない(ように思われる)現状に鑑みると、この靴を履いているだけで足元リテラシー的には頭一つ抜きんでることは間違いないと思います。
あとは自分の心持ちの問題。万能な靴で在るがゆえにこれ1足で済ませる考えももちろんアリですし、カーフの内羽根ストレートチップを持ってたら、もちろんフォーマルはそっち使うよね。とかそういうレベルです。
サイズ感
革靴を買うときは「ぴったり」のものを買うようにしています。
サイズは5(約24cm)。内側のスタンプっぽいフォントがかわいいです。
サラリーマン時代に何足か買って後悔したのが「スニーカーを買う感覚でゆとりを持たせると、ほぼ間違いなく皮が伸びてぶかぶかになった」という革靴あるある。
ふだん25.0~5cmのスニーカーを履いている私ですが、ジャストサイズを求めていくとどんどんサイズダウンしていき、とうとうレディスのサイズを用意してもらいました(笑)
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以下、詳細
メンズのモデルよりもかすかに可愛らしさが醸し出されているのは、気のせいではないはず。
かかと部分の刻印。
裏はコマンドソール。ダイナイトソールとも言うそうです。
店員さん曰く、週に三回履く人でも5年ぐらいソールを交換しなくても大丈夫。とのこと
私の使用頻度だったら、たぶん10年ぐらい履けると思います。
横顔。リーガルみたいなテカテカ感に抵抗のある人は多いと思うのですが、このガラス加工?ポリッシュレザー?のおかげで雨の日でもフツーに履けるそうです。
大阪に引っ越しして基本的に車に乗らない生活になったので、雨の日でも履けるというのは大きいですね。
クロスと、もっとカジュアルに雰囲気をチェンジできるグリーンの紐も付属してます。
ジーンズに合わせるとこんな感じ。
http://item.rakuten.co.jp/suitable/b-sand0001/
履き心地
- この手の革靴にしては、馴染みが良い方
- さすがに歴史のあるブランド。本国(英国)では国防総省に支給されているだけあって、使いやすさも抜かりない
というのが店員さんの一押しコメント。
これをはいて歩いた瞬間から皮がなじむのは比較的早い方だろう。というのは感じ取れましたが、ソールが硬いです。路面の硬さをもろに拾う(汗)
靴擦れ上等。慣れるまでしばらくの間は覚悟が要りますね(笑)
いろんな靴の比較
ということで、手持ちの革靴を並べてみました。
左から、
- レッドウィング ベックマン(アウトドアっぽく行きたい時)
- サンダース ミリタリーダービー(万能)
- ポールスチュアートのプレーントゥ(かっちりめ)
- スコッチグレインのストレートチップ(かっちりめ〜フォーマル向け)
というラインナップ。
つま先の形を見比べてみると、どれも表情があって興味深いですよね
これでアウトドア〜キレイめなカジュアル〜ビジネス〜フォーマルまで、カバー出来ました。
気になるお値段
えっと、、、5万円をわずかに下回るぐらいの金額です。
さすがに躊躇する金額なんですけど、10年ぐらい履くつもりでこちらのニーズを素直に店員さんに伝え、いろいろと相談した結果なので全く後悔はしていない。
いつもこんな感じで合わせています。
猫じゃらしを持っているのはご愛敬(飼っている猫も一緒に写ってくれたら可愛いかなと思ったけど、ダメでしたw)
楽天で購入を検討されている方はこちらから。