自然でユルイライフスタイル

フリーランスとして活動するブログの先生がライフスタイルや雑記を気の向くままに、したたかに。結局のところ人間は美しさを求め、自然体を追求し、上手い飯を食う!それが一番幸せになれるんだ。そんなヒントをお届けできたらと思います。

感動のサウンドを。サブウーファーをDIYで車に取り付ける方法

私の乗っている車(ジムニー)は純正スピーカーがしょぼく、ちょっと音量を上げるとすぐに低音が割れてしまうのが悩みでした。。。
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これまでなんとなく我慢していたのですが、「音楽が好きなんだから、そこはちょっとだけお金をかけてみても良いのではないか?」とふと思い立ったので、サブウーファーを自力で取り付けしてみました。

記事概略

  • ジムニーにサブウーファーを取り付けた。所要時間は1時間少々。
  • DIY経験は豊富だが、カーステをいじくった経験はわずかにある程度。ほとんど初級者レベルだがなんとかできた。
  • もちろん、試される方は自己責任で!

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準備物

ウーファーを入手します。
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それから、赤白のRCAケーブルと、ギボシ端子を分岐させるY型接続端子というもの
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念のため、検電テスター
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使用する工具は、#2のドライバーと、ミニソケットレンチセット。
以上を揃えて愛車にGOします。

オーディオのフロントパネル(内装)のはがしかた

灰皿を取り出します。
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すると、灰皿受けがネジで3箇所固定されているので、ドライバーで外します。
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外した部分に手を突っ込んで、手前に引っ張ります。「ガゴッ」という音がしてパネル下部が浮いたらOK。
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隙間に手を突っ込んで、パネル上部も外していきます。
毎回内装を剥がす時は爪を折らないかドキドキするのですが、問題ありませんでした。(内装剥がしも要りませんでした)

パネル上部のハザードのコネクタを外します。助手席側にある白い爪を押さえながら引っ張ると外れます。
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パネル下部のシガーソケット。プラスチックの部分を引っ張るだけで取れます。
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パネル裏側全景。
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爪は赤い四角の部分。青い四角は上がハザード、下がシガーソケットです。

オーディオデッキの外し方

4箇所ネジを外すだけ。
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金具ごとゆっくり引き出します。
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内装に傷がつきやすいので、気になる方は事前に養生しておくと良いでしょう。

配線接続、アースの確認方法、仮チェック

ウーファー側の配線全景はこんなかんじ。
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それぞれ、以下のような組み合わせで配線していきます。

配線の種類(色) ウーファー側 車側
アース(黒) クワ型端子 ボルトとナット
システムリモートコントロール(青白) ギボシ(丸&平)オス ギボシ(丸or平)メス
常時電源(黄) ギボシ(丸)オス ギボシ(丸)メス
RCA(赤白) RCAメス RCAオス

エーモン/端子編

実際に車の中はこのようになっていました。
黒い線がアース。ボディアースでもよかったのですが、中を開けたらアース線が来ていたのでこれを使います。
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8mmの六角ボルトでしたので、同サイズのレンチと、ドライバーを使って緩めます。

青白ストライプがシステムリモートコントロール
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これはギボシ端子(平型でした)で接続

黄色い線が常時電源。これは最後につなぎます。
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既存の配線も2股に分かれていたのですが、1つはカーステに。もう1つはETCに使われていたので、Y型端子を使ってここをさらに分岐させます。

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アースを外したり、常時電源を分岐させたりする際にETCの電源も一旦外してしまうことになるのですが、配線をし直せば元どおりETCは使えます(実際に高速に乗ってチェックしました)。再セットアップ作業も要りませんのでご安心を。

ETCはセットアップ情報の記憶はETC車載器ではなく、ORSEのセンターですから、バッテリーを交換しても全く関係ありません。
ETCとナビの事ですがバッテリー交換で取り外しした場合再度セットアップとか... - Yahoo!知恵袋

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検電テスターで電圧を確認すると、12.数ボルト来ていたのでとりあえずここの配線を使います。
先々気が向いたらバッテリー直の配線をやってみようかな。

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商品取説も「10A以上取れるところから電源取って」と書いてあるだけですので大きな支障はないでしょう。

念のため、アースの確認もします。
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テスターのワニグチクリップをプラス端子に接続し、黒い配線が繋がっているアースポイントと思われる部分にテスターの先端を当てると「-12」との表示が(明るい場所だと表示が見づらい(笑))。

テスターの取説どおり。問題ありませんね。
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オーディオデッキ裏の「SW(たぶんサブウーファーのこと)」に赤白のRCAケーブルを接続します。
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仮接続全景。一旦この状態で動作確認をします。
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キーを回し、デッキの設定をサブウーファーONにすると、ちゃんと低音が鳴ります!
発熱、異音、異臭等がないことももちろん確認しましょう。

車内の配線の引き回し方

キーを切り、仕上げの配線を行っていきます。
デッキが収まる部分を覗くと、下まで空洞(多少配線がごちゃついていますが)になっているので、助手席足元まで線を這わせます。
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シフトノブ奥のカーペット?も手でめくれますのでここに配線を隠します。

丸で囲った部分に束ねた配線を隠します。まるで臭いものに蓋をするかのような感じ(笑)
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シフトノブカバーもネジで4箇所とまっているだけなので外すと作業が楽です。
助手席下にカーペットの穴が空いてる(ヒートシーター用の配線が来ている様子)ので、そこを配線の出口とします。
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配線(ウーファー側)はコネクタで小綺麗に処理されていますので、配線さえ通してしまえばあとはウーファー本体に接続するだけ。

助手席下を覗くとこのとおり。
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特に何もせずポンと置いただけです。気になる方はネジ止めや、マジックテープシールで固定するとベストでしょう。

ぱっと見
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言われなければまず分かりません。

残りは、内装を逆の順序で元どおりにするだけです。
1点だけ注意。フロントパネルは下の方から取り付けないと、うまく元どおりにならないようです。(外すときもはめるときも下からの方がやりやすい)

感動のサウンド!ドライブが30倍ぐらい楽しくなる!

デッキ側でサウンド調整をすると感動の低音!!!まるでクラブにいるときのような質の高いBGMが楽しめるようになりました。

今回の作業のおかげで、私の所有物の中で車の中が一番の快音空間に!!!

近所迷惑にならないように音量には気をつけつつ、普段はしないドライブを3時間もしちゃいました。もちろん、夫婦そろってノリノリで(笑)

今回のように、1時間少々で簡単にDIYできちゃうサブウーファーの取り付け、これでドライブが30倍楽しくなることに興味があれば、ぜひぜひあなたも試してみてください!

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用意したもの・選び方の参考に

というわけで、今回使った品を紹介しておきます。よかったら参考にしてみてください。

高コスパ カロッツェリア(パイオニア)のサブウーファー TS-WX120A

パイオニア 20cm×13cmパワードサブウーファー TS-WX120A TS-WX120A
パイオニア(Pioneer)
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安定のアマゾンベストセラー品。ただし、赤白のRCAケーブルは付いていないので別途用意が必要。また、電源の取り回しにギボシ端子の分岐も必要となるケースが多いです。ズシンと響く感動の低音

ヘッドユニット カロッツェリア(パイオニア)DEH-970

パイオニア CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー・DSPメインユニット DEH-970 DEH-970
パイオニア(Pioneer) (2012-03-01)
売り上げランキング: 792
以前から愛用しているデッキ。CD、Bluetooth、USB、SDカードなどに対応。線をつなげればiphoneやipodもOKです。オートイコライザー調整機能が付いているのが最高。純正スピーカーでも結構いい音鳴るようになります。大事なことなのでもう一度言います。かなりいい音出力してくれます。

アースも調べることができる検電テスター

エーモン デジタル検電テスター 1142
エーモン工業(amonkogyo)
売り上げランキング: 6,782
デジタル表示、アースの確認ができるのが決め手になりました。カーステDIYのエチケット品

赤白の線。RCAケーブル

助手席下への配線だったので、1.5mあれば十分だったのですが、店に行ったら2.0mしかなかったのでこちらを購入。面倒でなければホームセンターで買ったほうが安いです

ギボシ分岐ケーブル

エーモン M259 Y型接続端子 ギボシ端子用
エーモン工業(amonkogyo) (2012-05-09)
売り上げランキング: 193
デッキ裏から電源とシステムリモートコントロールの配線を取るために必要。人によっては既存のオーディオに分岐された端子が余っているかもしれませんので、事前に要否を確認できるとベスト。安心の2個入り。

ドライバー(#2)

広く一般に普及している大きさのもの。どこにでもある普通のドイバーです。

ミニソケットレンチ

エーモン 1474 ミニラチェットレンチセット
エーモン工業(amonkogyo) (2012-05-09)
売り上げランキング: 6,343
アースの取り付けボルト(私の場合は8mmを使用)の六角ボルトを緩めるのに使用しました。

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