ブログ開設から1年少々でここまで反響が出てしまいました。
いつもご覧頂いているみなさんに感謝!
記事概略
- しれっと月30万pvを突破。いい感じの節目を迎える事が出来た
- アクセスアップの工夫(増やし方)や最近の収入など、「素人でも上手く行った要因」について振り返ってみたい
- 正直書くにはかなり抵抗があったテーマだが、迷った時こそ前のめり
- ブログで稼ぐ方法の一例として、少しでも参考になれば幸いだが、読んでいただければ収入は結果的なものであることが分かるはず。
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1月の確定収入:10万円ぐらい
googleさんがおよそこの5割。
残りを楽天さんとamazonさんで半々。
こんな具合です。
これらのお金は、読書代、スノボ代、フランス旅行の先行投資代の回収に充てています。
稼いでいるとは言うものの、大半はブログ運営の経費・投資として活用してますってことです。
詳細は雪山シーズンが終わったあとにでもゆっくりお話する事にして、本記事では「ここまで来れるものなんだ。」という程度に留めておきます。
以降は、どういった考えでブログ作りをしてきたかという実例を紹介していきます。
ブログ開始前のコンセプト設計。「欲しいものが無いなら作れば良い」
一番最初のきっかけの話です。
アクセス云々言う前に、そもそも続くか否か・ウケるか否かを左右する根底となるもので、何はなくともこれが一番重要だと思っています。
このブログの例で言うと「スノボ中上級者がさらに上達するための技術的なハウツーを集約させたサイトを作る」というのがスタート時の設計思想。
家族持ちのお小遣い制の身では、小遣い以上の出費は御法度。
- なるべくお金をかけずに
- 最も効率よく上達するにはどうしたら良いか
- その過程で自分で考えた事や、ネットで調べた情報など
こういった事を上達とともに自然と集めるようになっていました。
今ひとつな思いを転化
また、これらの有益な情報は
- スクールに入ってお金を払って教えてもらう
か、
- ネットで無料で見られるが、あちこちに断片的に存在しており、書き手によって表現も様々でいまいち伝わりづらい!調べるのも大変!
という、今ひとつな状況が多かったのです。
こういった自分の経験や感じたフラストレーションを、誰かの役に立つ形で再構築してみよう!というのが始まりでした。
自分の経験や知識、スキルなど、あらゆるもの総動員させてコンテンツを作っていくことになるので、
- 情熱を注いできたもの
- お金をかけてきたもの
- 楽しいもの
これらを基準に自分を見つめてみるのが良いのでしょうね。
キャッチフレーズの検討「このブログを一言で表すなら」
上記の設計思想は、敢えて前面に出すには少々堅苦しい感じが否めません。
そこでさらに踏み込んで、一言で表現するにはどういったキャッチフレーズになるのかを2−3週間考えました。
なぜ私はスノボをするのか、なぜこんなにもスノボをする事が続いているのか、何に駆り立てられるのか・・・
行き着いた答えのが「かっこいい」「上達の喜び」というキーワード。
こういった抽象的なキーワードを、キャッチフレーズとして親しみやすい形に変え、タイトルやサブタイトル等に組み込んでいきました。
いわば「看板」となるもの。です。
周辺を観察して、競合を回避
まだ記事は書きません。観察にも1週間ぐらいは時間をかけました。
「単なるスノボハウツーサイト」であれば、ネット上にごまんと情報がある訳で、既に決定的な地位を確立されている人を相手に真正面から戦うのは、何とも非効率。仕事でもないのにギリギリとしのぎを削っても仕方ありません。
そこで考えたのが、あえて中上級者向けにフォーカスしてみる。ということ。
前述のとおり、自分が調べるのに苦労した=その事を書いている人が非常に少ない。となるわけなので、新雪のファーストトラックを滑走するように、未開拓の分野での先駆けとなれる可能性がある訳です。
まずは1年。とにかく続ける。
以上のステップは非常にクリエイティブで楽しいものですが、ここから先は地道な積み重ね。
ひたすら設計思想・コンセプトにあった記事を投稿する段階です(blogなので時々脱線もしますが(笑))。
ここが最も体力を使うところでした。
作夏、引っ越しのため生活環境が著しく変化したりもして、ブログを一時中断。PVもガクンと落ちて危うく心が折れそうにもなりました。
「冬が来れば(雪が降れば)俺の季節だ!」という希望がなければとっくに海の藻屑となっていた事でしょう。
それだけ、最初の2ステップ(コンセプトと立ち位置は絶対良い方向にあるはずだ。という自信)は重要だったな。と、振り返ってみて感じます。
続いている事こそが、天性の才能を発揮している物事
どこかのblogで見たのですが「続けるのはそれだけで強みになる」ということ。逆に続きさえすればそれはスゴイ才能だと思うんです。というか、好きなことじゃないと本当の意味で長く続かないと思います。
偉そうな事を書いていますが、春になると(スノボをする人が居なくなるので)また人が去るというオチまで用意されているのも、既定路線(`・ω・´)
あちこちにメモ帳を忍ばせる。紙に書き出す
記事を生み出すための一例として、blog記事作成にめちゃめちゃ役に立ったのがA4メモ。
(これが私の積み上げてきたものだ!)
写真で見ても分かるように、2014年の1年間のメモの数はかなりの量に。
日々の気づきや、記事の下書き、文書の構成等、とにかくありとあらゆる事を書きまくりました。
A4メモは今でも活用。ブログ記事の骨格作りや日々のメモなど、とにかくなんでも書いている。あとあとのメモの整理が億劫になってしまうのが自分でもなんとかしたいところ。★★★!
棚に並んだ何十年分の手帳を俯瞰し「我が思考、ここに有り」と思えるのは、実に爽快なものである。
「今回のテーマの要点と、その記事を書くに至ったきっかけ」を整理しておくと良いと思います。これはそのまま記事の冒頭部分として使えますので。
まとまりきらない時は1−2日寝かせたりもします。
SEOとは、伝えたい事を求められている事を一致させることと理解。
こんなテーマで記事を書いてみてはどうだろう?と閃いた時は、まず需要のあるキーワードをこちらのサイトで調べています。とても便利なサイトで、なにか単語を2、3入れるだけで、検索ワードを拾ってくれるというもの。超オススメ。
例えば、
「私が試乗したスノボの板、このメーカーのこんなところが凄かった!」というのを記事にしようとした時、上記のサイトで「カービング 板」と打ち込むと・・・
こんな感じでずらずらと出てくる訳です。
そうなれば、では「おすすめ」という単語を含めていこう。となる訳です。
また、これらの核となる単語やキーワードは、タイトルや見出しで強調したり、冒頭の記事概略に含めたりと、googleさんに「重要ですよ」アピールをします。
基本的には僕のブログの記事は「書きたい事」ありきなのですが、その上で「検索されるキーワード」と「拡散しそうなタイトル」とのバランスを考えています。
めっちゃ使います。必ず使います。
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こういった工夫で検索流入が安定してくるように思います。
書き出しの一文で共感or概略を
記事の最初の一文。タイトルから記事にアクセスした人が最初に目にするところですので、ここで流れに乗れるように、その記事の狙いとするポイント、概要、記事を書くに至った経験(同じ思いをきっと他の誰かもしているはず=共感を得られるはず。と仮定)
を冒頭に持ってきます。
みんな忙しいので、冒頭からもったいぶってだらだら書かないように、共感・賛同・興味・疑問に導けるようなシンプルな一文を心がけています。
見やすくする工夫。文字ばっかりよりも1画面に1見出しor1画像以上
私が自分の記事を見ていてツラく思うのが、文字ばっかりになってしまって文圧が上がってしまう状態。
見る人はきっと気楽に記事を見たいはず。
適度に見出しをはさんだり、画像や動画を差し込んだりして、極力見やすくなる工夫をしています。
記事投稿を続ける方法は、感度を上げる、本を読む。等、考えながら何かをすること。
機械のように生きていない限り、全てのインプットはアウトプットとなり得るはずです。
ブログ1年目はこれまで数年かけて蓄積したスノボのハウツーをひたすら連投するのみでしたが、やはりあるところでネタが切れてくるので、日々の暮らしを見る目を変えなくてはいけません。
それが、「これって記事になるかな?」という考え方です。
読書はオススメ
私の場合は、次第にどんどんと本も読み出すようになりました。最近では週に1冊のペースで本を買っています。
お金が無ければ、図書館を利用したりするのも凄くオススメ!静かで、邪魔をされる事も少ないですし、何より「本を読みに来た」という目的を同じくする人たちがたくさんいるので、雰囲気も良く、自然と頭が良く回る(「ゾーン」と言われる状態)に入っていけます。
読書はアイディアの起爆剤にもなりますし、「最高の自己投資」という名言もまさに今リアルに体感している次第。
1日1記事を目標にしていない人は時間をかけるしかない。
最初の頃はかなりこれを意識していましたが、私のブログの場合はハウツー記事を集約させることなので、最近は記事の質を気にするようにしています。「この記事は絶対特定の誰かにためになる!」という確信をもって作成すれば、多少のペースダウンを補って余りある財産が摘み上がっていくはず。
それに、blogを始める段階で、1日1記事を目標にまではしていない(←私のこと)人も割と多いのではないでしょうか。具体的な行動目標(覚悟)を決めないで進めるということは「そうならない。」ということ。
コンスタントに記事を投稿できない人は、やはり時間をかけていくしか無いと思います。
過去記事のメンテナンス
ネタが無い時は過去記事の修正をしています。
書けば書くほど伝えるスキルも上がってくるはずですので、時々昔の記事を見直して、「なんだか伝わりづらい」「この表現では共感を得づらい」というところを微修正しています。
また、古い記事から新しい記事へのリンクは簡単ですが、その逆は手動でやらないと行けません(100記事ぐらいは手を加えているはず)。しかし、この一手間で、より記事の内容が補完されてくるのです。
まとめ
1年経過して30万pv/月を稼ぐにまで成長したこのブログ。読み手から直接お金を頂いていないのに、月10万円ぐらい稼げるようになっちゃいました。
自分が感じた事や経験したことを、いかにして他の人に分かりやすく便利な状態で伝えるか。素材はどこにでも転がっており、それらを相手に優しくパッケージ化することで、価値のある存在となれる。
というのに気づきました。
自分の経験はきっと誰かの役に立つ!ってことです。
参考になれば幸いです。
では!
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