自然でユルイライフスタイル

フリーランスとして活動するブログの先生がライフスタイルや雑記を気の向くままに、したたかに。結局のところ人間は美しさを求め、自然体を追求し、上手い飯を食う!それが一番幸せになれるんだ。そんなヒントをお届けできたらと思います。

副業で月10万稼げたのは間違いなく読書の効果。タメになる予感しかしない「大人のための読書の全技術」を読んでみた

「読書は最大の自己投資」と言われているとおり、本を読んだ事で確実に収入が増えています。
現に、いままでに読んだ本に書いてあることを実践してきたおかげで、収入が確実にアップしています。sunooo.hateblo.jp

より一層読書の効果をアップさせるために、おすすめされていた本を読んでみました。結論から言うと、激しくオススメです。

大人のための読書の全技術 (中経出版)
KADOKAWA / 中経出版 (2014-08-01)
売り上げランキング: 107

読書の技術が学べるおすすめ本

誰よりもたくさんの本を、誰よりも精密に読み込み、すぐに仕事に応用できるようになる方法の全てを書いた本。
本を読む重要性や、量をこなす方法、読書の質を上げる方法、さらにはアウトプットのコツまでも網羅された一冊。すさまじい良書でした。
詳しくは一冊読みいただくこととして、私が気になったポイントは以下のとおりです。

  • 本を読む目的や締め切りを設定すると、速読の技術は飛躍的に向上する
  • 音読をすることでより頭に入ってくる
  • ライブ感のある読書法を身につけると、さらに知識が自分のものに
  • 引用ベストスリー方式で、好きな文書を自分のものにする。

目的、締め切り、音読というのはとても新鮮。マイamazon評価は星5つです!!
amazonレビュー数もそこそこあるので、参考にされてみてはいかがでしょう。私の感想に近いと思ったレビューはコチラ

読書が好きになります。
様々な本を読まれている齊藤先生だからこそ、この一冊に膨大な知識が詰め込まれているんだと思いました。
何度も読み返したい本です。
読書最高!

早速、引用ベストスリー(改め、ベストフォー)をやってみるよ!

文中で書かれていた、引用ベストスリーというものをやってみます。この本を読んで心に響いた箇所を引用し、コメントを付すというものです。
文中では、引用ベストスリーと書かれていましたが、選抜しきれず4つをご紹介する次第。

古典はコスパ最高

読書の時間をどうやって捻出するかが大きな問題となっている社会人にとっては、このコストパフォーマンスという視点が欠かせません。
古典には、様々に応用できる力が含まれており、普遍的な心理を学べます。

私の好きな言葉である「時の試練」。これをくぐり抜けて時代を超えて親しまれているものは、万人に共通して有効なのだということです。

音楽に例えて言えば、好きなアーティストのルーツをたどっていくのと同じような感じでしょうか。とにかく著者の膨大な読書量に裏付けされた説得力が読んでいて厚みを感じます。

文書の書き方に気をつけよう。文書の書き方で知性がバレる

送られてきた文書で、書いた人の知性は推し量れます。ですから、要領の得ない下手な文書を送ると、たちまちそれなりの対応を受けることになってしまい、重要な仕事は任されなくなってしまいます。

思わずドキリとさせられた一文。
ふと、以前上司から熱く語られたキャリア論を思い出しました。
「いつまでも自分が手を動かして仕事をさばいていてはいけない。それではいつまでたっても2流以下。キャリアとはつまり、人を動かす文書を書ける人のことだ。大卒だ高卒だと言うけれど、俺の考えるフィルタは少し違って、『文書が書けるかどうか』なんだよ。」

意思決定にしても、会議資料にしても、マニュアルにしても文書は必須。自分が手を動かすうちは1つの仕事しかできないが、文書によって人を動かすことで複数の人間に同じ仕事をしてもらえることができる。そう心がけていくことで一目置かれるようになってくるよ。というお話。
ブログを通じて書く力も密かにアップしているような気がするのですが、昔の記事をみると文書が稚拙で恥ずかしくなるのは私だけではないはず。

スティーブジョブスのスピーチ「点と点をつなげる」に絡めた一文に鳥肌

読書をする際にも、将来の点と点を結びつけることはできません。しかし、一冊の本を読めば確実に、自分の中に一つの点を持つことができるのです。

文末のおわりがきにあった、鳥肌の立った一文。
カービングターンのハウツーから始まり、最近はわりと好き勝手にやっている弊ブログですが、点と点が後々繋がってくるのだと思えば、興味のある事を何でもやってみるというのは、決して悪いことでは無くむしろ個性が磨かれていくのだと自信をもたせてくれました。
これからも好きなことをやっていて良いんだと。

旅行も、音楽も、読書も、一緒だったのか!

喜びは自らつくりだしたほうがおもしろい。受け取ってしまうものより、やったことのほうがおもしろい。だからたぶん、作るのが一番おもしろい。例えば音楽も、聞いているより演奏するほうが楽しめる。
本を読んでイマジネーションを働かせるということは、著者と読者で共同作業をしていることを意味しています。

私の大好きなアーティストである上原ひろみさんのLiveを東京までに観に行った時のこと。その時彼女がMCで「私達と音楽の旅に出かけましょう」と話していたのを思い出しました。
上原ひろみさんは、世界中で活躍するスーパーピアノプレイヤー。超絶テクと全身で表現するピアノスタイルが特徴的で、メロディの切り替わりや転調も自由そのもの。本当に世界中(や時には時空を超えたりも!)を旅しているかのような感覚にさせられます。ちなみに、このyoutubeの曲「MOVE」は、おそらく『目覚まし時計に叩き起こされて起きる・起きないをうだうだしたり、二度寝の夢見ごこちをしたりと紆余曲折を経て起床する』様子を表現したものと推察。すさまじい世界観です。

音楽も読書も、おそらく旅も、「こんな世界があるのか」というのを知るという意味で共通していることに気付かされました。そうなると、もっとたくさんの本を読みたくなって来るから不思議です。ここでも、点と点とが繋がったのです。

自分と作品の関わりとを整理してこその読書

以上、引用ベストフォーでした。このように、引用したい文章をセレクト・配列し、自分というもの=自分のその作品への関わり方を整理することで、初めて読書が終了するとのこと。こうすることで、読書で得られたものがしっかりと自分の中に蓄積されていくと説かれてます。

もともと活字はあまり好きではなかったのですが、読書によって得たいものが得られたり、知的好奇心が満たされると、どんどん本を読むことの面白さにハマっていきそうです。

私の読書の姿勢、椅子の考察

今回ご紹介した本は、一冊読み終えるのに2−3時間程度かかりました。
本の中では一切触れられていませんが、少し気になったのが読書の姿勢や、読書に適した椅子について。

できればゆっくりと寛げる椅子で本を読みたいものですが、あいにくそんなお金が惜しくて買うに買えない状況です。椅子を買うなら是非アーロンチェアにしたいと思っているのですが、当面私の読書スタイルは、畳でごろ寝スタイル。
f:id:sunooo:20141019171424j:plain

先日の大阪旅行・堀江で立ち寄った家具屋さんで言われた一言で確信したのですがその店員さんによると「人間、何時間も同じ姿勢をとっているというのは実はとても難しい。何時間も座れる椅子というものは、その時々で姿勢を変えることができる椅子なんです。」
というもの。

そういうわけで、私の家での読書スタイルは、畳で寝転んだり、壁にもたれかかったりという至ってシンプルな和風スタイル。

ガチな椅子は、お小遣いたまったら買いたいですね!

本当に、読んで良かった一冊でした。
参考になれば幸いです。

では!

スポンサーリンク





大人のための読書の全技術
齋藤 孝
KADOKAWA/中経出版
売り上げランキング: 1,054
あちこち旅行に行きたくなるように、また違う本をどんどん読みたくなる読後感。
著者がおすすめする50冊の紹介もあって、とてもタメになった一冊。ずっとそばに置いておきたい。

続きはこちら。読書をし続けると、副業が実ったりもします。

sunooo.hateblo.jp