自然でユルイライフスタイル

フリーランスとして活動するブログの先生がライフスタイルや雑記を気の向くままに、したたかに。結局のところ人間は美しさを求め、自然体を追求し、上手い飯を食う!それが一番幸せになれるんだ。そんなヒントをお届けできたらと思います。

羨ましい!休暇を取ったら10万円貰えるエバーノート社。社畜よ夏こそ立ち上がれ

今年のお盆は(フランス旅行に出かけたこともあり)普通に出勤しています。オフィスは閑散とした状態。
朝晩は海沿いの道を通勤しているので、海水浴客もかなり目立ってきました。夏休みのピークなんでしょうね。
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そんな中、ウォール・ストリート・ジャーナルに興味深い記事がありましたので、シェアしてみます。

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概要

  • フランス旅行に行ってしまったので、おとなしくお盆は働いている。
  • エバーノート社の休暇取得の工夫を知って衝撃を受けた
  • 従業員に認められた権利を有効に使うだけでなく、会社も同僚も自分もwin-win-winを目指す

今日のウォール・ストリート・ジャーナルHPの記事

休みたがらない社員を休ませる方法とは 7500ドルの休暇手当も - WSJ
休みを取りたがらない社員は、どのオフィスにもたいてい1人はいる。

ある研究によると、休暇を取らないことで士気の低下や疲労、精神的な落ち込み、生産性の低下といった悪影響が生じる。
米求人サイトのグラスドアがサラリーマン952人を対象に3月に実施した調査では、過去1年間、有給休暇を全く消化していない被雇用者の割合が全体の15%に上ったことが分かった。
・・・

我が社の周りを見渡しても、積極的に有給を完全消化している人は殆ど見かけません。ご多分に漏れず、私もあまり休暇を取ろうとしないタイプで、有給消化率は1/3にも達しません。
こうして冷静に振り返ると、なんだかやっぱりもったいない気がします。

エバーノート社では、休暇手当として1000ドル(約10万円)が支給されるらしい。

休みたがらない社員を休ませる方法の一例として、エバーノート社の例が挙げられています。

エバーノートのフィル・リビン最高経営責任者(CEO)は、仕事から離れて「晴れやかな気分で戻ってくる」ことを条件に休暇手当として従業員1人当たり1000ドルの支給を約束した。

なんと素晴らしい制度なのでしょう!

もし私が10万円もらえたらそのお金で旅行に行くと思います。
温泉めぐり、近場の海外など。確実にリフレッシュして帰ってくることまちがいなし。

(出張で遠出するときは、楽天経由で宿の予約をしてポイントを貯める。これはサラリーマンの常識!?)

会社からしてみれば、休暇を取ることでリフレッシュして仕事がさらにうまく回るようになる。これで10万円なら安いものだ! といったところでしょうか?
はたまた、人材確保の一環という見方もあるようです。

従業員が会社のことを気にして休みを取らないと意味がないと思い、それぞれの従業員に10万円ずつ渡し、しっかりと休暇を取り、頭の中をリフレッシュすることを「強制」しています。

ある人にとって働く意義とは、「お金」や「キャリア」なのかもしれませんが、新しいものを生み出し、人々のライフスタイルを変えることに面白みを持っている人達にとっては、会社の文化が何よりも大切になってくるのかもしれません。

経営者は良い人材を社内にキープしておくために、色々気を使かわなければならない時代になってきましたね。
Tagebuch — Evernoteの創業者、Phil...

いずれにせよ、我が社では考えられない発想。とても太っ腹です。

英雄気取りもいい加減におよし

休みを取りたがらない社員は、仕事を他の人に任せることを拒んだり、同僚に休むことは悪だと感じさせたりすることも多い。
仕事量が多く、休み明けの書類の積み上がりを恐れることも、有給を完全に消化できない大きな理由だ。
こうした行動を「見当違いの英雄シンドローム」と呼ぶ。従業員の中には「活発に働く必要があるとか、自分がいなければ回らない」と考える人がいるという。

あぁ。前の部署はまさにそんな感じでした・・・
経験年数を積むほどに、人から頼りにされ、仕事の幅も広がって、自分でやることが一番効率的な気がなんだかしてくるのです。
仕事は属人化するとヤバいですからね。マジで抜けられなくなる前に工夫が必要。

個人プレイからチームプレイへ。マニーの力で引き継ぎも自然にできるようになる。

フルコンタクトは2012年、休暇手当として従業員1人当たり年間7500ドルを支給する制度を設けた。これが奏功して休暇取得者が急増。
仕事を同僚に任せられなかった社員も、休暇を取り始めるとすぐに引き継ぎができるようになったとCEOは語る。

「最初は厳しい教訓だった」ものの、その後は「働き方に変化が起こった」という。

「休みたいから他の人に無理を押し付ける」ではなく「休みたいからチームで仕事を共有する」
サラリーマンの立場からすると、これはとても前向きな発想だと思います。

変化を伴うことはとても労力がかかりますが、この仕組で一度うまく回れば、とても魅力的な制度ではないかと。
なにより、「放っておいても従業員自らが工夫するような仕掛け」になっているのがスゴイ。

他にも、「余った休暇は別の社員に売れる制度」なんてものがあったりすると、より最高ですね。

私の代わりは、いくらでもいるもの。

個人経営のお店だとそうは行かないのでしょうが、比較的規模の大きな会社であれば、ヒラ社員1人が抜けて会社が傾くということはおそらく稀
綾波さんも言っていた「私の代わりは、いくらでもいるもの。」とサラリと言って、好きに休みを取ってみたい。
(逆にだれでもできる仕事になってしまうと、これはこれで寂しい点もあったりするのですが)

夏だからもっと遊ぼう。お盆だし。

当然のことながら、我が社は休暇をとってもお金はもらえません。
なので、せっかくの夏のシーズンなので、代わりに存分にエンジョイしたいと思います。

海→行った
山→行ってない。そんなに興味ない
川→行ってない。清流とかいいよね
花火→そういえば見ていない。近所の花火大会を見に行こう!
BBQ→やってない。そろそろやらねば!

なんてことをプライベートで目論見むこととしましょう。

そのうち、仕事もみんなでシェアして今よりもっと休みやすい風土を下っ端から作っていけるといいですよね。転勤したてであまり多くを知らないことを良いことに、おばかなフリして仕掛けてみようかしら。

皆様も、よい夏休みをお過ごしください。

では!

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