先日の実家帰省の続きです。
友人の結婚式に招待され、地元に帰ってきています。私の実家は、海に面した地域。家から徒歩30秒でビーチです。昨夜は波の音を聞いて眠りにつき、今朝は波打ち際をお散歩...
マイカーで帰省した我々夫婦は、帰路は高速道路を使って帰ってきました。
昼食は中央自動車道の恵那峡SA。
飲み疲れていたのでひつまぶしにした。
恵那峡といえば東海圏です。東海といえばうなぎ。
いつもはカンタンに食事を済ませるのですが、ちょっと奮発してレストランチックなところでひつまぶしを食べました。
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食べ終わったところで、うな丼とひつまぶしの価格差に気がついてしまい、なるほどこれがパッケージ化効果か!と関心してしまったのです。
ひつまぶしの食べ方
- まずは普通に食べる
- 好きな薬味を載せて食べる
- だし汁をかけてお茶漬けっぽくして食べる
一度で3回美味しいという、なんとも魅力的な謳い文句。
それなりに満腹になって車を走らせると、うな丼とくらべてやっぱり単価が高いような気がしたのです。
気になる価格差は?
あいにく、この店での値段を忘れてしまったのですが、房店舗のメニューをみると、価格差は900円。
薬味とだし汁で900円?
うなぎの量に大差がないとすると、しそ・わさび・ねぎなどの薬味と、だし汁が付くかどうかが違うだけ。
ま、まさかね。。。
外資系コンサルのマッキンゼーでバリバリ活躍されていた大前研一氏の企業参謀でも、同様のことが記されていました。
確かにいろいろなものがパッケージになって、混然一体となった雰囲気を売っているのだから、どの雰囲気に対してお金を払っているのか説明出来ないのが普通である。
しかし、物事の本質を考えるときには、どうしてもこの「混然一体」としたものを解きほぐすことが必要である
気持よくやられた!
思い出してみれば、わざわざひつまぶしをオーダーしたときのことを思い出すと、
・とりえずうなぎが食べたかった
・ちょっと珍しい感がある(いかにもご当地っぽい)
・いろんな食べ方ができる。
・丼ものとはちがって、おひつや小皿がいっぱいあってなんだかリッチな感じがする
こんなぼんやりとした感情が決め手となって注文をしたように思います。
原価を気にしだすと味気ない気がしますが、こうやって珍しさや、お得感を打ち出していくことで、ウマミのある商売ができるんでしょうね。
そんなしょうもないことを感じてしまいましたが、それにしてもひつまぶしは美味しかった!
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